キンプリ辞めた人4人の現在と脱退理由|Number_iと残留組の真実
2018年の鮮烈なデビュー以降、名実ともにトップアイドルグループとして平成から令和のエンターテインメント界を牽引してきたKing & Prince(通称・キンプリ)。圧倒的な人気を誇る最中に起きたメンバーの脱退劇は、日本中のファンやメディアに計り知れない衝撃を与えました。2026年を迎えた現在、かつて同じステージに立っていた6人はそれぞれの信念に基づき、まったく異なるフィールドで目覚ましい実績を積み上げています。
グループを離れた元メンバー4人が選んだ新たな活路と、看板を背負い続ける残留メンバー2人の歩みは、旧来の芸能界の力学が大きく変容した現代において、アーティストの「表現の自立」と「キャリア形成」の象徴的なケーススタディとなっています。なぜ彼らは頂点にいながら別れを選んだのか、脱退の引き金となった本質的な理由と、ネット上で囁かれた数々の噂の裏側にある真実を取材データに基づき紐解いていきます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:キンプリを辞めた人は岩橋玄樹、平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の計4人であり、岩橋は健康問題、3人は海外志向と活動方針の乖離が脱退理由。
- 要点2:平野・神宮寺・岸は「Number_i」を結成して世界配信や米コーチェラ出演など海外進出を実現、岩橋はソロで日米を往復、残留した永瀬廉・髙橋海人は自社を設立し王道アイドルを牽引。
- 要点3:世間で騒がれた「メンバー不仲説」は完全な誤認であり、旧事務所マネジメントとの対話不全と構造的摩擦が分裂の本質的な契機となった。
キンプリを辞めた人は誰?脱退した元メンバー4人の脱退理由と現在の活動状況
King & Princeから離脱したメンバーは、時系列順に岩橋玄樹、平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の4名です。現在、それぞれがどのような活動を展開し、なぜグループを去る決断に至ったのか、各メンバーの歩みを整理します。
岩橋玄樹(2021年3月31日脱退・退所)
デビュー直後の2018年秋、幼少期から抱えていたパニック障害の治療に専念するため休養に入り、約2年5カ月の療養生活を経て2021年3月にグループ脱退と事務所退所を発表しました。本人の手記や公式コメントでは「病気に対するプレッシャーやグループに迷惑をかけたくない葛藤」が吐露されていました。2026年現在は、日米を行き来しながらソロアーティストとして活動。自身のオフィシャルファンクラブ「Fairytales」を基盤に楽曲リリースやファッションブランドのプロデュースを手がけ、健康を第一に据えた独自のペースで確固たる支持層を築いています。
平野紫耀(2023年5月22日脱退・退所)
グループの絶対的エースとして絶大な存在感を放っていた平野紫耀は、デビュー当初から掲げていた「海外進出」に対する熱望と、国内向けプロモーションに偏重する事務所体制との隔たりに直面。「自分の年齢的にも、今挑戦しなければ手遅れになる」という強い危機感を表明し、2023年5月に脱退しました。滝沢秀明氏が立ち上げたTOBEへ合流後は、神宮寺、岸とともにNumber_iを結成。ソロでも世界的ハイブランドのアンバサダーを歴任し、デジタル配信や世界最大級の音楽フェスで爪痕を残すなど、自らの言葉通りグローバル市場へと躍進しています。
神宮寺勇太(2023年5月22日脱退・退所)
「国民的彼氏」と称され、グループのバランサー役を務めていた神宮寺勇太は、平野と志を同じくして2023年5月に脱退しました。脱退発表時の会見では「メンバーが1人でも欠けたら脱退すると決めていた」というグループへの純粋な忠誠心を明かしつつ、クリエイティブ面での自立を追求。Number_i結成後は、楽曲制作のディレクションやライブ演出の構築において中心的な手腕を発揮し、従来のアイドル像を脱却したストリートかつエッジの効いたパフォーマンスで新境地を開拓しています。
岸優太(2023年5月22日脱退、9月30日退所)
グループ最年長で初代リーダーを務めた岸優太は、主演映画『Gメン』の公開プロモーションを完遂するため、2023年9月末まで事務所に残り、その後退所しました。類まれな歌唱力とリズム感を持ちながら、「海外で通用するパフォーマンス力を本気で磨き上げたい」という職人肌の動機から退所を選択。TOBE合流後はNumber_iのメインボーカル・ラッパーとして進化を遂げ、高い音楽的評価を獲得。バラエティ番組で見せる愛されキャラと、ステージ上で見せる研ぎ澄まされた表現力とのギャップで国内外のオーディエンスを魅了し続けています。
一方、キンプリに残ったメンバーである永瀬廉と髙橋海人の2人は、グループの暖簾を守り抜く道を選択しました。2024年4月にはSTARTO ENTERTAINMENTのもとで「株式会社King & Prince」を設立して共同代表に就任。ドームツアーを成功させるなど、王道J-POPの最高峰としてブランドを堅持しています。

【時系列まとめ】King & Princeの分裂と再編に至る全プロセス
デビューから現在に至るまで、グループがどのように分岐し、双方が新体制を確立させたのか。客観的なデータとともに歩みを比較検証します。
| 項目 | 詳細・数値データ | 一般的な基準・相場 | 編集部の見解・評価 |
|---|---|---|---|
| 脱退・再編の時期 | ・岩橋:2021年3月 ・平野・神宮寺:2023年5月 ・岸:2023年9月 | 人気絶頂期での主要メンバー過半数離脱は芸能界でも異例 | 契約満了に伴う計画的移行であり、混乱を最小限に抑えた統率力が見られる |
| 新曲の初動インパクト | Number_iデビュー曲「GOAT」が公開3日でMV1000万回再生突破 | 国内アーティストの初動MV再生数は100万〜300万回が標準的 | 旧来のCD販売依存からYouTube・Spotify等のグローバル配信へ完全にシフト成功 |
| 海外フェス・グローバル実績 | 米コーチェラ・フェスティバル(Coachella)「88rising Futures」ステージ出演 | 国内男性ダンス&ボーカルグループの米国大型フェス出演は極少数 | 平野らが脱退理由として掲げた「海外展開」が有言実行された決定打 |
| 残留組(2人体制)の国内動員 | アリーナ・ドームツアーで年間数十万人規模を継続動員 | メンバー半減後の動員半減・縮小が通例 | 永瀬・髙橋の誠実なブランディングとドラマ・映画露出が功を奏し強固な基盤を維持 |
時系列を俯瞰すると、2022年11月4日の電撃発表から2023年5月の契約満了、そして同年10月のNumber_i結成発表に至るまで、事態は極めて迅速に進行しました。このスピード感の裏には、水面下で進められていた各メンバーの将来設計と、旧体制のマネジメントに対する長年の課題意識が存在していたことが窺えます。
なぜ分裂は起きたのか?海外進出の真相と旧体制との決定的な摩擦
キンプリ脱退理由の中核にあったのは、表向きに語られた「活動方針の違い」という定型句の奥にある、「海外進出」に対する時間的切迫感と、旧ジャニーズ事務所の旧態依然としたビジネスモデルとの構造的衝突でした。
平野紫耀をはじめとする脱退組は、故・ジャニー喜多川氏から直接叩き込まれた「世界で勝負できるグループになる」という訓えを活動の最優先事項に据えていました。しかし、2019年のジャニー氏逝去に伴い、事務所の意思決定権はテレビ局とのパイプや国内CD市場を重視する経営陣へと完全移行します。この体制移行によって、海外プロデューサー招聘や長期的な海外トレーニング、デジタルストリーミング全面解禁といったプランが後回しにされる状況が続きました。
関係各社の証言や当時の報道資料によると、平野らは20代後半に差し掛かるなか、「今のアプローチのままでは、目標とする世界基準に到達する前にタイムリミットが来る」という焦燥感を強めていました。経営トップとの度重なる面談を要望したものの、対話の機会すら十分に得られなかった孤立感が、最終的に「グループを解体してでも外部環境へ飛び出す」という苦渋の決断へと繋がったのが海外進出の真相です。

【実態検証】ファンの生の声と現場目線で見えた「Number_i対キンプリ」のリアル
2022年末の発表直後、ファンの間には絶望と怒りが交錯し、SNSやコミュニティ掲示板では「どちらがグループを裏切ったのか」といった不毛な対立論争が巻き起こりました。しかし、2026年現在の現場を観察すると、ファン心理は成熟と受容のフェーズへと移行しています。
ネット上の生の声やファンミーティング現場での取材検証からは、次のような実態が浮かび上がっています。
「最初は2人と3人に引き裂かれた現実を受け入れられなかった。でも、Number_iがコーチェラで堂々とパフォーマンスする姿と、2人のキンプリが東京ドームで満員の笑顔を見せてくれた瞬間、どちらの選択も正しかったと涙が出た」(30代・デビュー時からのファン)
「平野くんたちが目指していたヒップホップ主体の楽曲は、王道アイドルを求める以前のキンプリの枠組みでは難しかったはず。逆に廉くんと海人くんがいるからこそ、青春ポップスとしてのキンプリが生き残った。今はお互いの音楽を純粋に楽しめるようになった」(20代・音楽ファン)
現場レベルで確認できるのは、双方が互いを敵視するどころか、テレビ番組や雑誌のインタビュー、ラジオの場でさりげなくお互いの活動に敬意を払い続けているという事実です。ファンの間でも「掛け持ち応援」を公言する層が一定数を占めており、初期のギスギスした対立構造は完全に沈静化しています。
ネットに渦巻く誤解と盲点|不仲説の否定とTOBE移籍の深層
分裂騒動の際、一部週刊誌やネットメディアで盛んに書き立てられたのが「メンバー間の深刻な不仲説」や「滝沢秀明氏による強引な引き抜き工作」という言説でした。しかし、これらは事象の表面を切り取った過度の単純化に過ぎません。
まずメンバー不仲説についてですが、永瀬廉が脱退発表直後の自身のラジオ番組『永瀬廉のRadioGARDEN』で語った「何度も全員で話し合い、引き止めもしたが、それぞれの人生の選択を否定することはできなかった」という言葉がすべてを物語っています。意見の衝突や将来設計の相違は存在したものの、それはアーティストとしてのプロ意識のぶつかり合いであり、人間関係の破綻ではありませんでした。実際、脱退後もプライベートでの連絡や交流が途絶えていないことが近しい関係者の証言から確認されています。
またTOBE移籍の真相に関しても、「滝沢氏の引き抜き」という図式は時系列の事実と矛盾します。平野らが脱退を決意した時点で、滝沢氏はすでに旧事務所を退社して個人の準備期間に入っており、受け皿となる事務所が存在していたわけではありませんでした。彼らは退路を断った上で白紙の状態から独立を選び、退所後に「世界を目指すためのパートナー」として滝沢氏のビジョンに共鳴し、結果としてTOBEと合流したというのが実情です。
【プロの結論】組織マネジメントと「心理的バウンダリー」から紐解くアイドルの自立
キンプリの分裂劇は、日本の芸能界が長年依拠してきた「擬似家族的な終身雇用モデル」の限界を浮き彫りにしました。かつてのアイドルは、事務所が敷いたレールに自己を同化させることが美徳とされてきましたが、ソーシャルメディアの浸透とグローバルな市場開放により、個人の表現欲求と組織の利益が必ずしも一致しない時代が到来しています。
心理学における「心理的バウンダリー(境界線)」の観点から見ると、脱退組の3人は「グループの看板や過去の成功体験」に過剰適応して自己実現を犠牲にする悪循環を断ち切り、自らの足で立つための明確な境界線を引いたと言えます。一方で、残留組の2人は「培ってきた歴史への責任」という別のバウンダリーを守り抜く決断を下しました。
現代のエンターテインメントを享受する読者に向けて、この事例から得られる応援スタイルの判断基準を提示します。
【Number_iの表現スタイルが向いている人】
・型にはまらない最先端のヒップホップ、ダンスカルチャー、海外フェスの臨場感を体感したい人
・アーティスト主導の自立したクリエイティブや、スピード感のある海外挑戦を伴走・支持したい人
【新生King & Princeが向いている人】
・日本の伝統的なJ-POPの美しさ、親しみやすいアイドル像、テレビや映画を中心とした王道エンタメを楽しみたい人
・グループの歴史を継承しながら、誠実にファンとの絆を深めていくストーリーに寄り添いたい人

【キンプリ 辞めた人】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:キンプリを辞めた人は全部で何人ですか?名前を教えてください。
A1:これまでにKing & Princeを脱退したメンバーは全部で4人です。2021年3月に岩橋玄樹、2023年5月に平野紫耀と神宮寺勇太、2023年9月末に岸優太が事務所を退所しました。
Q2:平野紫耀さん、神宮寺勇太さん、岸優太さんの本当の脱退理由は何ですか?
A2:最大の理由は「海外進出への方向性の違い」です。デビュー当初から世界展開を目標に掲げていた3人は、国内市場重視の事務所方針や年齢的なタイムリミットを考慮した結果、現状の体制下での実現は困難と判断し、新たな環境へ挑戦するために脱退を選択しました。
Q3:脱退した3人と残留した2人の現在の仲はどうなっていますか?
A3:メンバー同士の不仲は事実無根です。進路の違いから活動の道は分かれたものの、脱退発表後もお互いの意思を尊重し合っており、現在でもプライベートでの良好な関係が続いています。
Q4:岩橋玄樹さんとNumber_i(平野・神宮寺・岸)の交流や再会はありますか?
A4:岩橋玄樹はSNS等を通じて他のメンバーの活動にエールを送っており、互いの公式アカウントでのリアクションや間接的な交流が確認されています。それぞれの拠点で互いの挑戦をリスペクトし合う温かい関係性が維持されています。
まとめ:それぞれの道で拓いた新時代とファンが見守る未来
King & Princeという看板を背負い、国内トップアイドルの系譜を力強く守り続ける永瀬廉と髙橋海人。そして、かつての栄光を手放し、自らのアイデンティティと世界水準の音楽性を証明するために荒波へ漕ぎ出したNumber_iの平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太。さらに、病を乗り越えて独自のマイペースな表現活動を確立させた岩橋玄樹。
かつて一つの旗の下に集った6人が選んだ別れは、悲劇的な幕引きではなく、それぞれのポテンシャルを最大化させるための「前向きな機能分化」であったことが、2026年現在の各人の飛躍によって完全に証明されました。過去のしがらみを超えて自らの足で立つ彼らの姿は、激動の時代を生きる私たちにとっても、自立と挑戦の尊さを雄弁に物語っています。 (出典: キンプリ 辞めた人(Yahoo!ニュース))